マレーシア・クアラルンプール入国完全ガイド

クアラルンプール国際空港(KLIA)!

  

クアラルンプールの空の玄関口クアラルンプール国際空港。
Kuala Lumpur International Airportの頭文字を取り、KLIAの略称で親しまれている空港です。
東南アジアの中心に位置するハブ空港として1998年に完成したKLIA。
KLIAから約1.5キロの距離に、エアアジア等の格安航空会社が離着陸するターミナルのKLIA2が2014年5月に開港しました。

日本からマレーシアを訪れる際は、KLIA・KLIA2からの入国が一般的。
本ページではKLIAからの入国方法をご紹介いたします。

KLIA到着後の入国手続き

航空機がKLIAに到着後、入国までの順番は以下の5ステップとなります。

  • ①到着(Arrival)
  • ②入国審査(Immigration)
  • ③荷物受取(Baggage Claim)
  • ④税関審査(Customs Declaration)
  • ⑤到着ロビー(Arrival Lobby)

上記5つのステップでマレーシアに入国することになりますが、ほとんどの国も同じ手順で入国できるので、海外に慣れていない方は海外旅行の際に本記事をご参考にしてみてください。

 

 

①到着(Arrival)

クアラルンプール国際空港(KLIA)から入国する際、日本からの直行便はサテライトビルに到着します。国際線で到着した後に無料のエアロトレインに乗って入国審査場のあるメインターミナルまで向かいます。

②入国審査(Immigration)

入国審査のゲートはASEAN専用レーン、マレーシア人専用レーン、その他の国籍レーンの3つに分かれています。日本国籍を持つ人は、「Foreigner Passport」のカウンターに並ぶことになります。入国審査のカウンターでは、2012年に入国カードは廃止されているので、パスポートと帰りの航空券の提示のみでOKです。指紋読取の機械へ両手の人差し指を添えて、承認が完了すればスタンプを押されたパスポートが返却されます。

③預入荷物受取(Baggage Claim)

入国審査を通過した後に、ターンテーブルが回る荷物受取へ向かいます。搭乗した航空機の便名が表示されているディスプレイを確認し、日本で預け入れたスーツケースを受け取ります。万が一、荷物に破損・出てこない場合は場内のクレームカウンターへ速やかに向かってください。クレームカウンターでは、チェックインの際にカウンターで受け取っている荷物引換証(Claim Tag)を持って、空港係員に報告してください。

④税関検査(Customs Declaration)

申告するものがなければ緑の通路へ行き、申告するものがあれば赤い通路へ向かいます。税関申告書を空港係員へ提出し、荷物の審査を受けて通過します。

⑤到着ロビー(Arrival Lobby)

税関を出るとマレーシアへの入国が完了します。公共交通機関を示す看板に従い、クアラルンプール市内へ向かう交通手段の乗り場へ向かいましょう。

KLIA到着後、マレーシア入国のステップは以上になります。

もし、入国の際に不安があれば、本記事を日本出国時に再度確認してください。

ここからは、マレーシア入国時の注意事項をまとめます。

マレーシア入国条件を事前に確認してください

パスポートについて

・パスポートの有効期限がマレーシア入国時から数えて6カ月以上残存期間があること

・未使用査証欄(入国スタンプを押すページ)が見開き2ページ以上残っていること

ビザについて

・日本国籍を有し観光・商用目的で90日以内の滞在のならばビザ取得の必要はありません。ただし、入国時に往復の航空券もしくは第3国へ出国する航空券が求められます。

・妊娠中の方は入国に関する制限があります。

予防接種

日本からマレーシアへ入国する際、予防接種は義務付けられていません。ただし、コレラや黄熱病の汚染指定地域(アフリカ等)からマレーシアへ入国する際は予防注射と予防接種国際証明書が求められます。

マレーシア国内への持ち込み制限

マレーシアに72時間以上滞在する際、以下の範囲までは免税となります。

・お酒(ワイン、蒸留酒、ビール)1リットルまで

・紙巻きたばこ200本(1カートン)、たばこ類225gまで

※注意

・USD1万以上の現金持込は申請が必要

・ポルノ雑誌、ビデオの持込は厳罰が処されます

・麻薬の持込は国籍に関わらず死刑を含む極刑が科せられます

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