マレーシア現地通貨リンギット(RM)

マレーシアの通貨単位はマレーシア・リンギット。料金表示の際は、これを略してRMまたはMYRと表記されます。

6種類の紙幣はそれぞれ、100、50、20、10、5、1リンギット。補助単位として、マレーシア・セント(¢)が利用されており、100セントで1リンギットの価値があります。

マレーシア・セントには50、20、10、5セントの4種類があります。1セント硬貨は2008年に廃止されていますが、買い物の際に1セント単位の支払いが必要になる場合があります。その際は、1~2セントは切り捨て、3~7セントは5セントと見なし、8~9セントは10セントに切り上げて清算します。

 

日本円からマレーシアリンギットへの換金方法

ホテルや空港でも両替は可能ですが、レートが悪いため、銀行か公認の両替商で両替すると良いでしょう。
日本国内の銀行や両替所でリンギットへの換金が可能ですが、マレーシア現地の両替所か銀行が最もレートが良いので、渡航後に両替することをお勧めします。

両替のための日本円が足りない場合はATMを利用し、日本円で預金してあるお金をリンギットで引き出すことも可能です。国際キャッシュカードがあればCirrus、PLUSのロゴがあるATMから現地通貨を用意することができます。ATMの場所を探すのは容易で、ショッピングセンター、LRT構内、コンビニエンスストアなど街のいたるところにATMがあり24時間利用できます。

物価の目安

 

500mlミネラルウォーター RM1.2 約30円
スターバックスコーヒー(Tall) RM8.5 約212円
缶コーヒー(ネスカフェ240ml) RM2.3 約60円
Carlsberg (ビール) RM6.5 約165円
コカ・コーラゼロ(500ml)  RM2.5 約65円
タクシー初乗り料金 RM3 約75円

(RM1=25円で換算, 2017年12月)

※当センターの通貨コンバーターを利用して最新レートに円換算可能です。

お金に関する注意点

東南アジアで共通するポイントとなりますが、屋台やタクシーでは小銭の用意が必要になることが多いでしょう。高額紙幣に対するお釣りがない場合や、お釣りがあったとしても好まれない傾向があるのが理由です。

中~大規模の商業施設のほとんどでVISA・マスター系クレジットカードの利用が可能です。しかし、スキミング詐欺防止の観点から、現金決済の方が安心して買い物することができます。

現地では時に、マレーシア・リンギットがマレーシア・ドルとも呼ばれることがあります。中にはマレーシア・ドルを省略して単に「ドル」と呼ぶ人も少なくありません。支払いの際に、アメリカドルと混同を防ぐためにリンギットかどうか確認することをお勧めします。

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